エンディングノートセミナー
5/17(火)e-シニアネット設立記念セミナー第2弾として「エンディングノートセミナー」を坂戸市文化会館で開催しました。
定員50名の会議室でしたが、参加者は約30名。
当初の応募者が10名に満たなかったことを考えると、まずまずの結果と言えるのではないでしょうか。
今回のセミナーは2部構成で、第1部は映画「エンディングノートセミナー」上映(約90分)。第2部は「失敗しないエンディングノートの書き方と相続対策」というテーマでの講演(約60分)でした。
1)映画「エンディングノート」上映
定年退職した元サラリーマンの末期がん告知から他界するまでを実の娘が監督(撮影・インタビュー含む)したドキュメンタリー作品。
エンディングノートになぞらえてストーリーが淡々と進んでいきますが、さすがに終盤はハンカチで目頭を押さえている人もチラホラ。いろんな意味でいい映画でした。
2)講演「 失敗しないエンディングノートの書き方と相続対策 」
講師は当スタッフ:村田氏(相続診断士)。
エンディングノートの実物を販売した後、それを参加者に見てもらいながらノートの書き方、遺言書との差異、相続問題にからめたアドバイスなど。
遺言書となると仰々しくハードルが高く感じますが、エンディングノートは法的な拘束力もなく気軽に始められるのが一番のメリットです。自分がこの世を去ったあと、残された家族や友人などに余計な気苦労を与えないよう準備するための最適な手段ではないでしょうか。
高齢や病気といった差し迫った状況でなくても、交通事故などいつどんなときに自分の身に不幸が訪れるかもわかりません。今後の人生を見つめなおすという意味でも有効なツールです。
私自身もこれを機にエンディングノートの書き込みを始めようと思います。